不動産投資のメリットとデメリットを徹底解説!

「不動産投資のメリットやデメリットは?」「不動産投資にも種類がある?」「不動産投資で稼ぎたい!」

このように不動産投資で稼ぎたい方やメリット及びデメリットが知りたい方は少なくないでしょう。

不動産投資は、「稼げる!」「不労所得だ!」と考える方は多いですが、実はメリットばかりではありません。確かに不動産投資でうまくいけば働かなくても十分生活できるほどの収入を得られます。

ただ、デメリットもあるためしっかりと理解した上で始めた方がいいでしょう。

今回は、不動産投資の種類やメリット及びデメリットについて解説していきます。不動産投資に興味がある方は、ぜひご参考ください。

不動産投資とは

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「そもそも不動産投資とは何か?」

不動産投資とは、主に、「不動産を購入して運用及び管理をして家賃収入や売却時の利益を得る」ということです。

購入した不動産を他人に貸し出すことで家賃収入を得るのが最も一般的で、老後の年金対策として不動産投資を始める方もいます。

最近では、20代などの若年層でも始めている方が増えています。

不動産投資の種類

不動産投資の種類

投資には、FXや株式、投資信託などがありますが、その中でも不動産投資はミドルリスク・ミドルリターンに分類されています。不動産投資は、毎月安定した家賃収入が得られるため、FXや株式のように大きな変動が少ないためです。

株式やFXに比べて不動産投資はリスクは少ないですが、リターンも大きな変動がないのが特徴です。

継続的に家賃収入を得ることを「インカムゲイン」といい、購入時価格より高く売却することを「キャピタルゲイン」といいます。この二つが不動産投資の投資手法です。

インカムゲインは安定的な収入が得られますが、キャピタルゲインは購入時よりも数倍もの大きな利益に期待できます。どちらの手法も一長一短あります。

不動産投資は、以下ような物件種別に分けることができます。

  1. 戸建て・・・家賃を高く設定でき競合も少ない
  2. 区分マンション及びアパート・・・購入しやすい
  3. 一棟マンション及びアパート・・・利益がまとまっており安定する
  4. 新築・・管理の手間がかからず募集もしやすい
  5. 中古・・・安く購入することができるが場合によっては修繕が必要になることもある

不動産投資のメリット

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不動産投資のメリットは以下の通りです。

メリット①:銀行からの融資により他人資本で投資可能

株式やFX、仮想通貨への投資は自己資金から捻出して投資します。一方で不動産投資の場合は、銀行から融資を受けることで投資が可能になります。銀行ローンを組んで不動産投資をして大きなリターンを得ている方も少なくありません。

不動産での安定的な家賃収入があれば、ローンの返済も困ることはありません。

元手が少なくても投資できるのは大きなメリットです。

ここで、「株式やFXも銀行から借りれば投資できるんじゃ?」とお考えの方もいると思いますが、それはリスクがあります。なぜなら、不動産の家賃収入のように安定した収入が無いからです。

確実に勝てるという保証が保てない限りリスクも増すということになります。

メリット②:毎月の収入が安定している

不動産投資での家賃は基本的には下がらないため、収入が安定します。不動産を購入し貸し出しを行って、入居者が数人いればそれだけで収入が安定します。

維持管理などは、専門業者に委託することができるため、何か問題が起きても管理会社から連絡を受けて対応策を指示するくらいで済みます。

メリット③:生命保険の代わりになる

「生命保険代わりになる」という理由で不動産投資を始める方も多いです。不動産を購入するために、銀行よりローンを組んで融資を利用する方が大半だと思います。この場合、団体信用生命保険という保険に加入する必要があります。

この保険は、ローンの返済途中で万が一契約者が死亡したとしてもローンの残額が保険金で賄われます。不動産の所有権はそのまま契約者の家族が引継ぎ、家賃収入も継続します。

これが、不動産投資が生命保険代わりになると言われる理由です。

一般的な生命保険と違って、まとまった金額は入らないもののは毎月決まった額が継続的に入るのは家族にとって安心でしょう。

メリット⑤:資産として残る

不動産は資産になるということも大きなメリットです。例えば、自己資金100万円と銀行からの融資で1,900万円で合計2,000万円の土地と建物を購入したとします。

ローンの返済はあるものの土地と建物は購入者の資産になります。

資産となる不動産を所持していると、次に不動産を購入するときも有利に働きます。特に、「人気エリア」「災害リスクが小さい」「築年数が浅い」などは人気の不動産として資産性が高く評価されます。

不動産投資のデメリット

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不動産投資のデメリットは以下の通りです。

デメリット①:自然災害に合うリスクがある

自然災害により不動産が消滅するリスクは大きなデメリットです。そう頻繁に建物が倒壊するほどの自然災害が起こるわけではないですが、倒壊しなくても浸水などによる被害のリスクもあります。

自然災害に合いにくいエリアほど人気のため、購入金額も高くなります。

そのため、不動産投資では地震保険や火災保険は必須で災害への備えが必ず必要です。

デメリット②:金利に注意

不動産を購入するために、銀行から融資を受けますが、金利が上昇した場合、返済総額も上昇します。金利には、固定金利と変動金利があり、一般的には変動金利の方が低金利で設定されています。

金利の問題については、不動産購入時によく確認しておいた方が良いポイントです。

デメリット③:空室のリスクがある

不動産は、空室の期間が長ければ長い程リスクになります。

不動産に入居者が入るまでや引っ越しなどで空きになる期間は、収益が無い状態のため経費の比率が大きくなりやすいです。利回りを良くするためにも、こうした空室リスクを極力最小に抑える必要があります。

引っ越しなどはしかたのないことですが、空き期間を少なくすることも工夫しないといけません。

デメリット④:購入及び売却に手間がかかる

不動産の購入及び売却には、最低でも2~3ケ月以上かかります。購入時は銀行のローン審査や不動産の申し込みなどで時間がかかり、売却時は審査や不動産会社との仲介契約などが必要になります。

不動産の流動性は仮想通貨のように高くないため、即金性には向いていません。不動産売却でまとまったお金が欲しい場合は、早めに売却計画を立てて進めましょう。

デメリット⑤:維持管理の手間と固定資産税がある

不動産に必ずついてくるのが、維持管理の手間と固定資産税です。

老朽化した建物の修繕や不具合の整備、設備の買い替えなど随時対応しなければいけません。先ほど、メリットの項目でご説明した通り、維持管理会社に任せることも可能ですが、不動産所有者が管理人として維持管理していることもあります。

そして固定資産税は、不動産を所持している方全てに課せられます。土地と建物両方に固定資産税を支払わないといけません。

税額は、面積や地価などによって決まります。また、空室かどうかを問わず固定資産税は発生するため、税額の支払いを少しでも楽にするためにも空室を避けることが必須になります。

まとめ:不動産投資はメリットが大きいがデメリットも見逃せない!

ここまで、不動産投資の種類やメリット及びデメリットなどについて解説してきましたが、いかがだったでしょうか?

このページの要点は、以下になります。

  • 不動産投資は毎月安定した収入を得られる。
  • 生命保険代わりになる。
  • 自然災害に合うリスクがある。
  • 維持管理の手間と固定資産税が発生する。
  • 購入及び売却には時間がかかる。

不動産投資は、銀行から融資を受けて購入することができますが、それでもまとまったお金を出すのに躊躇いがあるという方も少なくありません。

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この記事を書いた人

スマキャン編集部